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2008年5月 3日 (土)

第25話 週末版 「公的年金の運用」

本日付の日経新聞5面に政府の資産運用という特集記事で、年金積立金管理運用独立行政法人、いわゆるGPIFの資産運用について、批判的な内容が掲載されています。90兆円を扱いながら、運用対象の多様化・高度化がされていないので、逸失利益が02年度からの4年間で36兆円以上あったと経済財政諮問会議のワーキンググループで試算結果が発表されました。これはカナダの公的年金の資産配分と同じだったらという比較ですが、非常に乱暴でご都合主義の意見です。このカナダの株式比率は65%と非常に高く、以前バランス型運用について論じたようにリスクを過度に取ることになります。加えて、カナダと日本では金利水準やインフレ水準も異なり、資産配分を横並びで比較すること自体がおかしいのです。金融の専門家も入っていると思いますが、こんな人達に我々の大事な年金の議論を任せて良いのでしょうか。。

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