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2008年5月11日 (日)

第33話 週末版 「バフェット流の投資」

本日の日経ヴェリタスの一面に「バフェット投資の極意」という記事が4面に渡って掲載されておりました。ウォーレン・バフェット(77歳)は、誰でも知っている著名な投資家ですし、億万長者です。同氏の運用は、投資会社、バークシャー・ハザウェイで行われており、純資産で見た65年から2007年までの年平均利回りは21%になると掲載されています。ただし、保有している銘柄は、非常に有名な優良株で、コカ・コーラやクラフトフーズなどです。このウォレーン・バフェットの師匠は、ベンジャミン・グレアムである。この人はバリュー投資の元祖のような方で、著書「賢明なる投資家」でその極意を説明しています。しかし、その内容は、ある意味非常にシンプルで、言い方は悪いですが、”つまらない投資”の勧めのような内容です。すなわち、投資家がするべき事は、安定しており、財務体質が良い会社を見つけ出し、その価値よりも割安な価格(この割安部分が、”安全マージン”と呼ばれる部分)で購入し、長期保有するというものです。そのために、財務諸表をじっくり分析し、それを見極める。別に将来の業績を予想する必要などない、としています。そうすると、組み入れる銘柄は自然と、こうした有名な優良株になってしまうわけです。日本株なら日立だとか、誰でも買いそうな銘柄になると思われます。従って、よく「バフェット流の投資」を学ぶとか言った話を聞きますが、ことさらに「バフェット流」を学ぶほどの内容はありません。どちらかというと「バフェット流の投資を実行できるか?」が重要です。分かってはいるができない、守れない。そういう投資方法が、バフェット流だと考えますが、皆さんはできますか?

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