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2008年5月20日 (火)

第42話 「大学教授と運用業界」

5月19日付けのPensions & Investmentsによると、マサチューセッツ工科大学(MIT)のコサリ学部長が7月1日付けでバークレーズ・グローバル・インベスターズ(BGI)に入社し、マネージング・ディレクターに就任すると報じています。米国では、こうしたアカデミックな世界と資産運用業界の人材交流は珍しいことではありません。金融工学という言葉が生まれるぐらい、アカデミックな世界は、実務に耐えうる理論を研究しています。一方、日本でこうした話を聞くでしょうか?運用業界から大学教授、講師になる人は多々いますが、その逆をほとんど聞いたことがありません。かつて、業界の辛口ご意見番であった寺田 徳氏が言ったいましたが、「日本の金融関連の教授が海外で認められるような論文をどれぐらい出しているだろうか」と。確かに、金融業界でセミナー等に呼ばれる教授はいますが、自身の理論というよりも海外で研究された内容の紹介が大半です。これでは、運用業界に転進など、夢のまた夢でしょう。いつまで経っても日本の金融業界が発展しないのは、こうした産学共同が進まないことも理由かもしれません。もちろん、これは金融に限った話ではありませんが。やはり、大学の先生の業界でも、やっかみが大変らしく、下手にマスコミ的に有名なると、「あいつはアカデミックな世界から遠ざかった」と白い目で見られると関係者から聞いたことがあります。あ~、日本とは、つまらない国ですね。。

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