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2008年5月21日 (水)

第43話 「運用機関のリストラ Part 2」

第39話でベアースターンズ・アセットマジメントの話題を掲載しましたが、その続報として、5月20日付けPensions & Investmentsによると、JP Morganに買収されるにあたり、ベアースターンズ・アセットマネジメントの450名の従業員のうち、JP Morganに移れるのはたった60名であることが分かりました。残りの390名は、今後、6月、9月、12月末で順次退職となることから、現在、日中にニューヨークのマンハッタンで職探しに出ているそうです。しかし、一寸先は闇です。サブプライム問題が出るまでは、高額な年収で謳歌していた人が今は日中に職探し。GW特別版でも書きましたが、日本でも例外ではありません。投資銀行のリストラは進んでいますし、営業職を中心にフィデリティ投信などもリストラを行っており、多くの従業員が会社を去っていると聞きます。そもそも運用会社のリストラは、証券会社に比べて、反応が鈍いものです。なぜなら、運用会社はアセットに応じた収入があるので、突然に収入が激減するわけではありません。しかし、ボディーブローのようにじわじわと効いてくるので、逆に反転するのも時間がかかります。今年は、投信がさっぱり売れていません。ボディーブローの前兆です。現時点では多くの運用機関が新規採用を止めていますが、今度は人員削減に手をつけることになるでしょう。収入が増えない中、経費削減がもっとも利益達成には近道だからです。2ちゃんねるの「金融」のページには、運用機関に関する書き込みを多いですが、昨今の風潮から不当なリストラに関する書き込みが増えています。こうした書き込みを鵜呑みにすることはできませんが、世の中で運用のプロと呼ばれ、報酬を得ている会社として、いかがなものかと感じます。こうした会社の運用する投信は、私なら即、解約ですけど。。

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