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2008年5月25日 (日)

第47話 週末版 「自分年金をつくろう」

本日の日経ヴェリタスの特集記事で、「自分年金をつくろう」が掲載されていました。すなわち、同社の試算では、夫婦二人で60歳時に蓄えておきたい金額は、3100万円(公的年金、退職金を除く、あくまでも自助努力分)で、これを月額にすると、月10万円が公的年金に上乗せされ、余生を安心して暮らせるというものです。この3100万円を蓄えるためにどうするか、または、この月10万円をどうするかが、掲載されているわけです。リバース・モーゲージや、分散投資など色々と述べられていますが、私が気になったのは、4人のフィナンシャル・プランナーが年代別に自分年金作りのアドバイスをしているところです。たとえば、20代にアドバイスをしている金子祐子さん。この人のアドバイスの中で、「ただ、すべてをおカネで解決するのは難しい。頼れる人脈が重要となる。女性シングルは助けを借りたがらないが、甘え上手になった方がいい。」という部分がありました。金融という観点ではなく、別の意味ですごく気に入ったコメントです。なんだか、自分の人生経験で語っているという感じで、想像させられます。また、その他のFP先生のコメントは、ちょっと??が多い気がします。30-40代にアドバイスを行っている紀平正幸さん。住宅ローンの繰上げ返済で期間短縮型よりも返済額軽減型を推奨しているように読めます。毎月の返済額が減った分を貯蓄に回して、セーフティーネットにすべきというものです。しかし、個人的には反対です。金利圧縮効果が期間短縮型の方が大きいと認めておきながら、精神的な安全の方を取るのは、経済合理性としておかしいと感じます。新生銀行の住宅ローンなら繰上げ返済額の範囲内で借り入れもできるので、本当に短期的な資金が必要になった場合には、その方がいいと思います。また、50代にアドバイスを行っている木戸一郎さん。企業年金連合会の基本資産配分を真似たら5%ほどのリターンが期待できると述べています。あまりに安直なアドバイスでめまいがしてきますが。まあ、分散投資の重要性を強調していると好意的に解釈しておきます。まあ、日曜日の読み物としては、まあまあですか。。

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