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2008年6月 7日 (土)

第60話 週末版 「かいたく投信」

週末版は、日頃取り上げている海外ニュースではない話題をできるだけ取り上げようと考えています。本日付のかいたく投信の森本社長のブログに4月22日に設定されたかいたく投信の5月月次報告がアップされたとの記事がありましたので、ちょっと覗いてみました。私のブログでも何度とか”おらが町の投信プロジェクト”を取り上げてきましたが、かいたく投信についてコメントするのは初めてです。さて、1ヶ月強経過しましたが、ポートフォリオにおいて約70%の現金ポジションを保有しています。日本株の組み入れがゼロであることや、組み入れ予定のヨーロッパ株ファンドもまだ組み入れていないためです。日本株では、さわかみ投信の組み入れを当面見合わせると書いてあります。理由としては、①コスト、②パフォーマンス、③日本株に対する見通し、のようです。まず、このうち、コストについては、一般的な公募投信なので信託報酬が高いと言っていますが、そんなことは最初から分かっている話で、何を今更言っているのでろうかという感じです。5月になって気付いたのでしょうか?4月の月次報告書でもコストは大事だと書いているわけで、その観点からさわかみ投信を組み入れ候補にしていたこと自体、この会社の姿勢が問われます。s次に、さわかみ投信のパフォーマンスが過去3年落ちているということですが、別にそれを理由に挙げてもいいですが、なぜその3年間落ちたのかの原因に言及する必要があります。彼に、彼らの投資スタイルが過去3年の市場環境に合わなかっただけの理由であれば、次の3年はいいかもしれません。運用機関評価は、過去ではなく将来を見る必要があるわけです。そういう点からも合点がいきません。加えて、キャピタル・インタナーショナルについて、何もコメントしていませんが、キャピタルが近年、世界の機関投資家から評価を下げられr、解約続きであったことを、かいたく投信は知っているのでしょうかね?最後に、日本株の短期的見通しです。彼らは入るタイミングを重視していますが、4月22日から5月末までにTOPXで約7%強上昇しました。かいたく投信は、運用報酬を取りながら、この機会ロスを生じさせたしまったわけです。彼らのスタンスが長期であれば、どうしてこのタイミングにこだわったのでしょうか?とにかく70%の現金比率で運用報酬を取り続けるのは、投資家に対して義務を果たしていないと気付くべきです。とりあえず、ETFでも入れて、アクティブファンドの選定が終わったら、入れ替えることもできたはずです。まあ、そもそも、報告書に今、デューデリやってますと書くこと自体、問題です。ファンド設定前に終えておくべきです。しかし、全てにおいて、素人ファンドで、これで報酬を取ることに、この国の金融リテラシーの問題の根の深さを考えてしまいます。。

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