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2008年6月 8日 (日)

第61話 週末版 「個人マネーの行方」

本日の日経ヴェリタス71面に金融記者座談会「個人マネーの消去法的選択」という記事が掲載されております。ボーナス資金や団塊マネーの取り込みで個人がどういう金融商品に目を向けているかを話しています。内容的に、金融機関が魅力ある商品を提供できないので、個人向け国債(5年固定で1.22%)の一人勝ちかもしれないとしています。また、銀行などが売りたい投信も、中国株ファンドも売れず、また、不動産系ファンドも下火となっていると語られています。グローバルには、デフレからインフレに話題移っているが、日本では、商品取引に対する悪いイメージが残っており、この面でも乗り遅れているとしています。確かに、日経ヴェリタス全体でもコモディティーに焦点をあてているような、偏ったイメージを受けます。それだけ、今、金融市場では、積極的にアピールするテーマや商品がなく、困っているように思えます。コモディティーは、あくまでもサイドディッシュであり、主食にはなりえません。やはり、3-4年ほど前の、BRICs株ブームや日本の小型株ブームなど、主食となりうる株式投資に勢いがないと、業界が沈みます。資産運用業界は、完全に転機を迎えたと考えて良いでしょう。優秀な人材を確保することは重要ですが、人件費水準を下げ、債券、バランス型およびパッシブ運用など比較的低コストの商品を提供しても成り立つような経営体質にしていかないと、淘汰の嵐にさらされます。こういう状況では、個人マネーが国債や預金に滞留するのも、仕方ないという感じでしょうか。。

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