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2008年6月17日 (火)

第69話 「UBSの苦悩2」

6月16日付のInvestment & Pension Europe (IPE)によると、スイスの年金基金であるProfundが、保有するUBS株式230万株を売却したそうです。UBSは、昨今のサブプライム問題で経営層が入れ替わり、Profundでは、新しい経営層に対して、信頼が置けないという判断を持っているようです。新しい経営層とは、リーガルカウンセルであったPeter Kurerが、会長職に就いたことです。同年金基金では、Kurerは今UBSが求める人材ではないと結論付けています。しかし、以前にもUBSの苦悩について指摘しましたが、欧州系金融機関のサブプライム関連の損失は非常に重大な水準にあります。欧州系金融機関というのは、進んでいるような雰囲気は醸し出しているのですが、どこか田舎くさい部分があって、こういう問題もすぐひっかかります。日本の中小金融機関とどことなく共通する部分を感じるのは私だけでしょうか?しかし、事業規模や従業員数はメジャー級なので、問題を起こすと影響は甚大なわけです。くどいようですが、今回の金融不況は、簡単に回復するとは思えません。こうした事態に陥って、突然に積極投資に向かうことないでしょう。まず、縮小均衡、そして、低空飛行を少し続けて、再び、上昇というシナリオが順当です。UBSの日本での分かりやすい形での縮小均衡は、まだ、世間には見えてきません。ただし、きっと、近いのでしょう。。

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