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2008年6月23日 (月)

第76話 「老後の生活と商品相場の高騰」

6月23日付けのGlobal Pensionsによると、英国において、最新の政府発表の統計データを用いた場合、ある個人が受け取る公的および私的からの年金収入は、20年以内に生活費だけで使いきってしまうとの試算をスタンダード生命が発表したとのことです。また、特に昨今の商品相場の高騰は、年金生活者により深刻な影響を与えるとも言っています。すなわち、年金生活者にとっては、食品とエネルギー(ガソリンやガスとか)に対する消費の比率が高く、直接に感じるインフレ率が高いからです。確かに現役世代にとってのインフレ率には、サービスなどの価格も含まれて、多少、マイルドになっているわけです。本件に関するスタンダード生命の最終的な結論は、さすがに商売ぽく、「退職間近の世代は、インフレ連動債券に投資するなどの備えが必要です」となっています。しかし、この問題は、日本にとっても由々しき問題です。ただでさえ、年金不信が高まる中で、年金生活者の購買力さえも、インフレにより実質的に低下してしまうと、老後の安心など益々考えられなくなります。今、世界はインフレ対策を最重要課題として、金融政策を含め、即刻対応してほしいものです。また、個人ベースでも、既に、このブログでも何度も述べているインフレ対応の運用を是非始めて下さい。自己防衛も大切です。

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