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2008年6月27日 (金)

第80話 「General Motorの株価」

昨晩の米国株安について語らざるを得ないでしょう。世界の終焉とまでは言いませんが、相当な危機であることは間違いありません。その象徴がGM株です。11.43ドルまで下げ、53年間の最安値を記録しました。53年前とは、1955年ですね。チャートを見ると、70年代半ばと80年代初めの第1次、第2次オイルショック時の安値を大きく下回った(そのときで20ドル弱ぐらい)わけです。6月26日付けのロイターの記事では、GM株のクレジット・デフォルト・スワップから、市場は、25%の確率で1年以内にデフォルト、75%の確率で5年以内にデフォルトすると予想しているとのことです。また、別のロイターの記事によると、フォードとの合併話があったそうですが、お互いに直面する問題が大きく、その話は流れたとの記事もありました。もちろん、GMの債券自体は、ジャンク債なのですから、デフォルトの可能性をことさら大げさに取り上げる必要もないかもしれませんが、米国株市場の象徴のような印象を個人的に持っていたものですから、昨晩は、市場を見ながら興奮しました。非常に米国経済の舵取りは難しくなってきましたが、インフレの前に、リセッションへの対応、すなわち、金利引下げが近くなったのではないでしょうか。GM株の株価が予言しているような気がします。

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