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2008年6月30日 (月)

第83話 「ファンドラップ」

6月30日付け日経新聞朝刊33面に「金融商品深堀チェック」とい特集で、ファンドラップに関する記事が出ていました。記事の通りの説明文を使えば、ラップ口座とは、自分の方針を最初に示したうえであとは基本的に証券会社などに運用を任せる「ラップ口座」で、運用先を投資信託に限定したのが、「ファンドラップ」となります。最近、最低投資金額が引き下げられたことで契約資産は増加傾向にあるが、コストに見合う成績が出ていないというような、ややネガティブなトーンで記事は書かれています。ここでの試算では、年間3%程度のコストが必要で、これに補うにはリスクを高めた運用をせざるを得ないとしています。基本的に、この意見には同感です。3%も払って見合う結果が出る可能性は非常に低いことは明白です。私は、以前に、ラップ口座の可能性を示唆しましたが、これは、アセットアロケーションを重視して、コストの低い投信やETFを活用した一任運用を意図したものです。今あるファンドラップは、ファンドラップ専用投信のみしか投資できませんので、コストも問題ですが、選択肢が狭すぎます。これでは、お手盛りのファンド・オブ・ファンズと変わりません。まったく、価値の乏しい商品に自ら陥れているわけです。一方、「フィナンシャル・プランナーに相談して決める」と書いている「プロはこう見る」の欄に、ネット証券系の方のコメントもありましたが、結局、相談しても自分で決める時間、能力のある人に限られた話で、一般的とは言えません。素人も活用でき、かつプロのアセットアロケーションやリバランスのサービスが受けられる一任口座でないと万人には便利ではありません。ETFなども含め、もっとオープンに商品を選択できる"新ファンドラップ”を、金融機関の皆様、どなたか始めてみませんか。。

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