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2008年7月17日 (木)

第100話 「勝ち組運用機関への道」

記念すべき100話です。4月にスタートして、どこまで続けられるかと思いましたが、100回続きました。アクセス数もぼちぼち増えてきていますが、是非、他の人にもこのブログを広めて下さい。100話めの本日は、金融不安が一時的かもしれませんが、落ち着いて、株式市場も世界的に上昇しました。このまま安定してくれると有り難いのですが。

さて、7月17日のブルンバーグニュースによると、ロンドン株式市場に上場されている運用会社、アシュモア・グループの株価が20%上昇したそうです。アシュモアは、エマージング株式、エマージング債券(ドル建て、現地通貨建て)、PEなどで著名な運用機関で、日本でも日興アセットマネジメントから、「日興・アシュモア・グローイング・マルチストラテジー・ファンド」を出しています。株価上昇の引き金は、過去1年間で19%運用資産が増加したことです。また、同じく上場している債券投資特化型運用機関もブルーベイ・アセットマネジメントも上昇しました。ここも、過去3ヶ月間で運用資産が12%上昇したそうです(ただし、1ヶ月前には株価急落も経験してますが)。ここで勝ち組運用機関の特徴としては、①債券に強み、②エマージング通貨に強み、③総合型ではなく、ブティック型運用機関、という3つがあるようです。世界的に株価が低迷し、かつ会計上の理由や年金受給者の増加で、ますます、こうした特徴を持った運用機関に資金が移動しているように思われます。今後は、こうした運用にはっきりした特徴を持つ運用機関のみが、アクティブ運用で勝ち残っていき、一方、大型の運用機関は、中途半端に自前のアクティブ運用に拘っていると衰退する可能性があります。こうしたブティック型を買収し、自社グループの商品として販売するか、自前の運用を縮小し、販売会社のように、他社運用も含めて顧客に提供するような新たなビジネスモデルに移行できないと、勝ち組から負け組に転落するかもしれません。

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