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2008年7月24日 (木)

第107話 「運用会社の買収」

7月23日付けのPensions & Investmentsに運用会社買収に関する2つのニュースと日本生命によるラッセル・インベストメントへの5%出資のニュースが掲載されていました。最初の2件の買収話ですが、一つは、アフィリエイティド・マネジャーズ・グループ(AMG)が、ガネット・ウェルシュ・コトラーという地方債などの債券た小型株に強みのある運用会社とハーディング・ロブナーというグローバル株式に強みのある運用会社の2つのブティックを買収したというニュースです。AMGは、こうしたブティックを傘下に持つ運用会社の持ち株会社です。過去、UAMという会社も運用会社の持ち株会社として成長していました。もう一つは、英国のフォーリン&コロニアルが、REIT・アセット・マネジメントという会社を買収し、自社の不動産運用部門と一緒にしたことです。これも不動産運用部門の強化を狙ったブティック運用会社の買収です。以前にも書きましたが、今後の運用会社成功の鍵は、総合デパートではなく、ブティック的な特徴を得ることです。そういう意味でも、この動きは、そうした考えをサポートしています。一方、日本生命によるラッセル・インベストメントへの5%出資にどのような戦略があるのでしょうか?規模にせよ、出資対象企業にせよ、全く中途半端で、資金の効率的活用とは思えません。相互会社形態だと外部からのチェック機能が働かないので、こうした非効率な資金活用が許されるのでしょうが、これでは単なる金持ちの道楽という80年代後半と同じ言わざるを得ません。

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