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2008年7月 9日 (水)

第92話 「ジョン・テンプルトンの死」

7月8日付けのPensions & Investmentsによると、著名なファンドマネジャーであるジョン。テンプルトン氏が、95歳でお亡くなりになられたそうです。同氏は、1954年に、John Templeton Growth Fundを設立しました。当時、米国での投資の常識は、ウォール街内での投資、すなわち、自国株(米国株)だけに投資することでした。しかし、同氏は、日本株など、ウォール街を越えて、投資を行ったことから、国際分散投資のパイオニアと呼ばれています。ジョン・テンプルトン氏の主な投資理念は、1、世界中を探す、2、マーケットは常に変化する、3、実利を目指して投資する、4、偏見をもたない、5、すべてを知ることはできない、6、価値ある掘り出し物を見つけ出す、7、悲観で買い楽観で売る、8、大衆の後追いをしない、9、人気株を避ける、10、過去の誤りに学ぶ、です。

なんと、的を得て投資理念でしょうか。もちろん、多くの人が類似をことを言っていますが、その昔に、こうした投資概念を確立していたならば、凄いことです。このブログでも米国で国際分散投資が更に進むだろうことや、米国での空売りが増え、相場反転の可能性が高まっていることを指摘しましたが、この投資理念を思いながら、改めて考えると、現在の市場について、また、違った見え方がしてくるような感じがします。現在に至るまで、金融工学は大きく発展しましたが、ベースとなる投資の基本は、不変だと考えます。

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