« 第115話 「年金基金に対するコモディティ投資規制」 | トップページ | 第117話 「8月の株式市場の行方」 »

2008年8月 3日 (日)

第116話 「金持ち父さん」

ヤフー・ファイナンスのコラムに、「ロバート・キヨサキ 金持ちがますます金持ちになる理由」というコラムを連載しているのをご存じでしょうか?その最新58話に「金持ちになりたいなら本当に金持ちになれるアドバイスをさがせ」が掲載されています。ご存じのとおり、ロバート・キヨサキ氏は、かの有名な「金持ち父さん、貧乏父さん」の著者であります。彼は、このコラムの中で有名ファイナンシャルアドバイザーが安定した仕事に就けだとか、投資信託で分散投資をしろとか言っているが、それでは金持ちにはなれないと言っています。特に、分散投資については痛烈に批判しており、。「分散投資は、競馬のレースですべての馬に賭けるようなものだ。大穴中の大穴といわれた馬が勝ちでもしないかぎり、きみに勝ち目はない」との金持ち父さんの言葉を紹介し、長期分散投資というアドバイスに従っている人は貧乏になっていくと言ってます。確かに、目的として”金持ちなりたい”のであれば、分散投資では難しい可能性は高いでしょう。基本的に分散投資は、リスク低減が目的ですから、最初から目的が違うものを比較しているとも言えますが。世の中に、多くのハウ・ツー本が出ていますが、お金に関しては、長期分散投資の教科書型と、デイトレード、FXのような一攫千金型の二種類に別れています。いずれにせよ、空売りで儲かる場合の除いて、長期分散投資でも、結局は、長期的に市場は右肩上がりでないと儲けられません。それまで、例えば、内外株式、内外債券の典型的な4資産に分散投資したポートフォリオで、この内外債券が下げ続けたら、残りの内外債券の値上がりで、全体をプラスに浮上させる可能性は非常に低いと言わざるを得ません。過去は、日本株が長期低迷しても、円ベースでの外国株式の運用結果が良かったので、分散投資もカッコがついたのです。しかし、今後はとうなるか分かりません。従って、分散投資派も、勝ち組資産を組み入れられるように努力しないと、結局、貧乏になるかもしれないのです。こういうことを書いてくれる本は、本当に少ないです。。

« 第115話 「年金基金に対するコモディティ投資規制」 | トップページ | 第117話 「8月の株式市場の行方」 »

投資一般」カテゴリの記事

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/512329/42048738

この記事へのトラックバック一覧です: 第116話 「金持ち父さん」:

« 第115話 「年金基金に対するコモディティ投資規制」 | トップページ | 第117話 「8月の株式市場の行方」 »

最近のトラックバック

無料ブログはココログ