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2008年8月 4日 (月)

第117話 「8月の株式市場の行方」

8月4日付けのブルンバーグ・ニュースで2つの欧州系金融機関の4-6月期の収益が報告されています。一つは、ベルギーのフォルティス。純利益は、49%の下落です。もう一つは、HSBC。純利益は、29%の下落です。両行とも、証券化商品や不良債権に対する引き当てです。ここにきて、世界同時不況の兆しが出てきました。米国発が、欧州に飛び火し、アジアも非常に危ない状況にあります。また、先進国での需要低下で、原油価格も上昇トレンドが怪しくなってきました。もちろん、ブラジルなど一部で頑張っている市場もありますが、世界の大半が厳しい状況になれば、南米だけで支えることは不可能です。しかし、ファニーメイやフレディマックの救済方針で、少し持ち直すかとも期待しましたが、意外と早く、その神通力は消えてしまいました。このままでは、8月の株式市場は、相当、厳しい状況になるかもしれません。ちょうど、1年前に、BNPパリバは傘下のヘッジファンドの解約停止を決めて、大混乱に陥りましたが、歴史は繰り返すで、今年の8月も厳しいかもしれません。逆に、それによって、世界同時不況がコンセンサスとなり、悪材料出尽くしになれば、以前、私が予想した10月~11月の相場反転の可能性も出てきます。いづれにせよ、今年の8月、オリンピックを見るよりも、市場を見るべき時かもしれません。

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