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2008年8月 7日 (木)

第120話 「企業年金連合会(2)」

Nikkei Net マネー&マーケットというHPに「経済羅針盤」という連載があります。以前、このブログ、第55話で、企業年金連合会の矢野専務理事の書かれた経済羅針盤を取り上げました。7月28日付けの経済羅針盤で、この矢野専務理事の最後の経済羅針盤が掲載されており、同専務理事は、7月末で企業年金連合会を退任されたことも本人が述べています。第55話では、同氏が年金局長まで務めた高級官僚です。その天下りの方が、企業のガバナンスに苦言を呈し、一方で、自分の所属する企業年金連合会のディスクロジャーは不十分のまま放置しているのはおかしいと指摘しました。結局、内部的にも、そうした不満は渦巻いていて、今回の退任になったのではないでしょうか。実際、企業年金連合会では、矢野専務理事が勝手きままに活動され(元高級官僚なので、誰も文句が言えません)、その下の、常務理事などに、権限を下ろすことを拒んできたと関係者から聞いたことがあります。まさしく、小さな天皇のような存在だったそうです。そういう意味では、同連合会に残っている人達は、今、非常に喜んでいるのではないでしょうか。しかし、日本の官僚制度は、こうした異常な組織を作りたがるのでしょうか。まったく不思議です。わざわざ、非効率を求めているかのようです。加えて、隠蔽主義。企業年金連合会の年金不払い問題は、実は、業界では周知の事実でした。逆に、同連合会は、申請主義の年金で、申請してこない人(女性に多いのですが)がいることで、年金財政の一種の隠し財産になっていることを歓迎していたとの噂も聞きます。民間は馬鹿。これが、全ての思考の始まりなのでしょう。官僚支配の日本に、未来は無いと言う人がいますが、同調したくなります。

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 皆さん、こんにちは。木村剛です。「世界のお金情報-プロの目で見た成功の鍵」さん [続きを読む]

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