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2008年9月16日 (火)

第156話 「ショック・セラピー」

9月16日付けのブルンバーグニュースによると、16日のロンドン金融市場で、ドル翌日物Libor金利が過去最大の上昇を記録し、前日の約2倍となったそうです。すなわち、3.11%だったものが、今日は、6.44%に急上昇したわけです。リーマンショックで、インターバンク市場が機能しなくなっています。すなわち、次の破綻金融機関はどこだという思いから、相手を信じられない、すなわち、カウンター・パーティーのリスクを取れなくなっているわけです。この状態を日本人は知っています。まさしく、日本の金融危機の時、”ジャパン・プレミアム”と言って、日本の金融機関のみ海外でのドル調達コストが非常に上がった時期がありました。今、それが世界中の金融機関に広がっているわけです。昨日、このブログで書いたAIG問題もまだ解決していません。これも以前書いた、CDS問題も火がつき始めました。この状態を止めるために、今後も、各国金融当局の強調が必要でしょう。しかし、最も重要なのは、各金融機関の自助努力と考えます。私は、ポールソンの方針を支持します。昨日参加したシンポジウムで、竹中平蔵先生が、「ショック・セラピー」が必要だとおっしゃっていました。日本語ではショック療法というわけです。痛みの無い優しい改革など無い、まさしく、その通りであり、今、世界の金融市場は、その真っ只中にいるのでしょう。

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