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2008年9月21日 (日)

第160話 「アラフォー・ビジネス」

9月21日付けの日経ヴェリタス19面に「”アラフォー”内需の鉱脈」という記事が掲載されていました。”シングル・アラフォー”は、30代後半から40代半ばの女性で、その比率は2~3割に達するそうです。さらに、東京都市部では、さらに高いと思われます。彼女たちは、納得したモノやサービスなら、少々高額でも出費をいとわないという志向があり、化粧品、食品、マンションなど、アラフォー向けビジネスに、各方面の企業は注目していると報じています。高級化粧品で自分を磨き、炊飯器も本格派で健康に配慮、そして小さくても質の良いマンションを購入する、こうした消費行動に、全体的に景気減速感が漂う日本経済に苦しむ企業が注目しないわけありません。記事の中に、独身女性の新築マンション購入時の自己資金の分布を示すグラフが出ていましたが、約60%以上が1,000万円以上で、約30%以上が2,000万円を自己資金として払っています。お金持っていることに、改めて驚きます。シングル向けマンションだと、都内でも4,000万円前後と思われますので、25%~50%の自己資金なわけです。女性は一般的にきちんとしているので、延滞のリスクも小さいでしょうから、銀行は貸したくて仕方ないでしょう。加えて、この世代は、意外と何かに所属していることを好むので、”なんとかクラブ”などの会員制にして、”あなただけの特別なサービス、商品”を提供するのも効果が期待できます。一方、あまり、”将来”とか”老後”とかアピールするビジネスは、効果が期待できないかもしれません。現時点ないしは近い将来で何か意味のあることをしたいという気持ちが強いと考えます。従って、金融面(それが、このブログの主旨ですが)でも、長期投資とか、バランス運用よりも、ボラティリティが高かったり、FXだったり、今、大きな結果が出るかもしれない商品の方が人気があるのでないでしょうか。先週は大荒れのマーケットだったので、今日は、ちょっと違うテーマに注目してみました。

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