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2008年10月16日 (木)

第181話 「シティとメリル」

10月16日付けの日経ネット・ニュースによると、シティグループが16日発表した7―9月決算は、最終損益が28億1500万ドルの赤字(前年同期は22億1200万ドルの黒字)となったそうです。最終赤字は4四半期連続で、融資債権を裏付けにした証券化商品の評価損が膨らんだうえ、カードや住宅ローン事業では焦げ付きを引き当てる貸倒引当金が増加したことが影響しました。同日発表のメリルリンチも51億5200万ドルの最終赤字(同22億4100万ドルの赤字)となりました。しかし、この2社は、いつまで赤字を垂れ流すのでしょうか?特に、シティ、一体、どういう経営がしてきたのか理解に苦しみます。確かに、サブプライム問題や景気減速による不良債権処理で損失が大きいことは理解できます。しかし、FRBがこれだけ利下げすれば、ローンと調達気金利差という恩恵を受け、十分な収入を稼ぐことができるわけです。日本の銀行でもそうでした。それがずっと赤字、赤字。信じられません。おそらく、コストカットが甘いのだと想像します。これだけ世間からの批判があっても上から下まで高給を得ている状態が続いているのではないでしょうか?公的資金の入ったAIGでも問題になっています。野村證券が保証したリーマンの報酬水準に非常に高いものでした。こうしたコストカットに甘く、バブリーなビジネスを行ったことが今回の問題を大きくしたわけで、ここでも資本主義の行き過ぎであるモラルハザードが起きていたのだと、つくづく思う次第です。

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