« 第181話 「シティとメリル」 | トップページ | 第183話 「日経平均リンク債」 »

2008年10月18日 (土)

第182話 「ウォーレン・バフェットの買い推奨」

10月17日付けのブルームバーグ・ニュースによると、投資家ウォーレン・バフェット氏は、米国株を買い増しているとのことです。割安な株価水準が続けば、会長を務める保険・投資会社バークシャー・ハサウェイの投資とは別の同氏個人の投資ポートフォリオは近く、米株のみになる見込みだということです。バフェット氏は米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)への寄稿で、「皆が貪欲(どんよく)になっているときは心配性に、皆が心配性になっているときには貪欲に」、という原則に従っていると説明しています。確かに、人々の不安心理が極限にあると言っていいでしょう。昨日のVIX指数、別名、恐怖指数は、70台と史上最高値となっています。以前は、40台で恐怖心理が高水準と言われていたわけですが、それを大きく上回っています。こうした局面で強いのは、現金を持っていることです。解散価値を下回る水準の株価は非常に魅力的です。一方、短期的な変動性は引き続き大きいと思われるので、借入や信用取引で取引をするのはリスクが大きいでしょう。現金で現物株式を買える人は、確かに大きな利益を得る可能性が高い、勝ち組でしょう。もう一つの勝ち組は、キャッシュリッチな企業です。おそらく、この株価水準であれば、M&Aが非常に活発に行われると予想されます。今、不調なREITも、不動産を買うより割安と判断されれば、REITを買収するようなことも起こりうると考えます。こうしたM&Aが、今後の株式市場を支える強気要因となると考えます。

« 第181話 「シティとメリル」 | トップページ | 第183話 「日経平均リンク債」 »

投資一般」カテゴリの記事

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/512329/42826105

この記事へのトラックバック一覧です: 第182話 「ウォーレン・バフェットの買い推奨」:

« 第181話 「シティとメリル」 | トップページ | 第183話 「日経平均リンク債」 »

最近のトラックバック

無料ブログはココログ