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2008年10月21日 (火)

第185話 「KYなAIG」

10月20日付けのブルームバーグ・ニュースによると、米政府の救済措置を受けている保険会社アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)は、支出に対する議会の批判を受けて、すべてのロビー活動を停止し、予定されていた約160件のイベントを中止したそうです。それに関連する総費用は8000万ドル(約81億円)に上るとのことです。 AIG救済策が決まった後、同社がカリフォルニア州のリゾート地で44万ドルを費やして集会を主催したことが、議員らの間で厳しく批判されたことが影響しています。しかし、このニュース、AIGのKYぶり(空気が読めない。もうそろそろ使われなくなった言葉かもしれませんが)が分かるニュースです。これだけ世界中の注目した救済が行われたにもかかわらず、リゾート地で集会を開いたことには開いた口もふさがりません。金融機関とは、そこまで、モラルというか、自制する能力を失っていたということです。そういえば、以前、日本でも国有化された日債銀の知り合いに聞いたことがありますが、国有化直後は、世論を気にして、年収が下がったそうですが、直に、元に戻ったそうです。世界の経済を守るためには、金融機関を破綻させられない。しかし、その金融機関は、モラルハザードで、その後もコストを使い続ける。果たして、いつまで、こうした馬鹿げたことが続くのか?、いや、もう終わっているかもしれません。

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