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2008年10月24日 (金)

第187話 「株暴落、円急騰」

10月24日付けの日経ネット他、各ニュースで、24日大引けの日経平均株価は前日比811円90銭(9.60%)安の7649円8銭と、2003年4月28日に付けたバブル後安値(7607円88銭)に急接近し、5年6カ月ぶりの安値水準に落ち込んだと報じています。その後の日経平均先物イブニングセッションでも、先物が7100円台まで下落していること、ドル円が90円台、ユーロ円が113円台まで急騰していることを24日19時前の速報で報じています。しかし、ここまでの急速な相場展開を誰が予想できたでしょうか?仮に、この水準が長く続いた場合には、不況などと生易しい表現ではなく、大不況、銀行破綻、大型企業倒産など発生しても全く不思議ではありません。「もう終わりだ~!」と叫びたい気分です。2日続けて、これ程、ベアな気分になるとは思ってもみませんでした。が、しかし、ここは頑張って冷静になる必要があります。私は、「相場はファンダメンタルズを無視している」という解説が好きではありませんが、ここまで来ると、ファンダメンタルズとの乖離が激しくすぎると考えます。すでに日経平均は、3月末から39%下落しています。昨年度は約27%下落しています。昨年度の経常利益の伸び率は、法人企業統計では、全産業平均で▲1.6%。株価が企業利益を反映するとすると、今期ないし、来期に向けて、利益は、半分ぐらいにならないと合わないことになります。確かに、今期の企業業績は、相当厳しいと思いますが、ここまで減益する可能性は、予想レンジの下限である思わざる得ません(実際には、業界でここまでの減益予想をまだ見たことはありませんが)。ここからのブレは、パニック的なものと考えます(ちょっと、表現が弱いのは、今日の気分からして、お許しを)。

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