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2008年10月29日 (水)

第192話 「ショートポジションが恐い」

10月29日付けの日経新聞夕刊によれば、ドイツDAX指数がここ2日間急騰したのは、フォルックスワーゲン社の株価の急騰によるとのことです。ポルシェ社が実質75%近くを保有し、第2位の株主が20%近く保有していているので、浮動株が5%しかありませんでした。自動車株が下がるとフォルックスワーゲン株をショートした人が、この浮動株の少なさにパニック的に買い戻したわけです。また、10月29日付けのブルンバーグ・ニュースによると、米金融当局がコマーシャルペーパー(CP)買い取り制度を開始したのを受け、期間が長めのCP発行額が10倍に急増したとのことです。米金融当局は27日、企業からのCP購入を開始したが、それにより金利を低下させ、投資家を呼び戻し、9月の米証券リーマン・ブラザーズ・ホールディングス破たんに伴うCP市場凍結の解消が進み始めています。これでは、ショートで儲けようとする人は簡単にショートポジションを保持できません。資金繰り倒産の可能性が大幅に減ったからです。最近の株式市場は、まだ不安定ではありますが、落ちそうになっても比較的堅調に回復してきます。ショートポジションを長く保持できなり、そんな雰囲気になってきた証拠だと思います。

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