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2008年10月31日 (金)

第194話 「ダイナシティとマンション不況」

10月31日付けの日経マネーマーケット・ニュースによると、ジャスダック上場のマンションデベロッパー、ダイナシティは31日、東京地裁に民事再生法の適用を申請し、同日付で保全命令を受けたと発表しました。負債総額は520億円でした。首都圏を中心に投資用マンションの分譲事業やオフィス・商業施設開発などで事業を急拡大させてきましたが、不動産市況の悪化で需要が低迷、経営が行き詰まったとのことです。しかし、もうすでにマンション業者は多く経営破綻してきましたが、まだ、その流れを止めることはできていないようです。今週の「日経ガイアの夜明け」では、50%オフでのマンション販売の実体が紹介されていました。そもそも、資金繰り商売なだけに、お金の動きが止まると連鎖倒産を避けられません。特に、不動産ファンドの存在が、こうしたマンション業者を調子に乗せてしまったことは、皆が知っていることです。私のところにも、クレアスライフ(かつての菱和ライフ)の営業マンが時々電話してきますが、2-3年前ぐらいだと、「あの物件は、一棟売りで、ファンドに売却が決まってますから」と余裕で言っていたことを思い出します。賃貸情報でも、ファンド物件は、敷金、礼金をゼロにして、賃料を高くし、表面利回りを上げるなど、露骨な営業をしていました。しかし、言い換えれば、ここから不動産はチャンスです。ガイアの夜明けのように、現金さえあれば、叩いて買えます。唯一良いことは、最近出たマンションは仕様が上等だということです。50%引きなら是非買いたいです。

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