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2008年11月10日 (月)

第203話 「定額給付金問題と政府の危機管理」

11月10日付けの各紙ニュースを見ると、麻生総理大臣は、定額給付金を全世帯に配布するとしながら、高額所得者には自主的に辞退してもらう方針を取るとインタビューで答えているようです。実務的に所得制限はできないが、自主的でも高額所得者を除く意思があると言うことで、バラマキ批判を避けたいという意図のようです。このブログでもこの定額給付金の実行は無理じゃないかと書いたのですが、ひっこめるわけにもいかず、こんな形になってしまうようです。そもそも、地域振興券でも取りに来ない人もいたようですし、もらっても使わないこともあったぐらいですから、今回も、面倒だから、いらないという人もいるかもしれません。加えて、総理大臣が「私は、いらないから」なんて言っちゃったら、何だかもらう人もは悪人みたいなレッテルを貼られるような雰囲気になりかねません。しかし、こんなことばかりに時間とお金を費やしてますが、こんなのん気な政府に苛立ちを感じます。この政府の危機意識の欠如はどうなっているのでしょうか?株価は戻ってきたとはいえ、金融株は未だに冴えない状況ですし、今日も、地銀クラスで大幅な赤字決算を発表しているところもあります。明らかに、中下位クラスの金融機関では危ないところが出てきています。欧米各国は予防的資本注入が出来る体制を確立しましたし、預金保護策も拡充しています。しかし、日本はどちらも準備されていません。日本の金融機関は大丈夫などと楽観的に構えていると、大きな落とし穴が待っているかもしれません。日本が金融機関対策で、最も、遅れているのです。

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