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2008年11月17日 (月)

第209話 「金融パラダイムシフト」

11月17日付けの日経ネットニュースによると、米証券大手ゴールドマン・サックスのブランクファイン最高経営責任者(CEO)ら7人の経営陣は2008年のボーナスの受け取りを辞退したとのことです。このブランクファインCEOは昨年、6850万ドル(約66億円)のボーナスを受け取っていたそうですから、庶民からすれば、辞退したところで、痛くも痒くもないだろうとは、思いますが。これまで「勝ち組」とされてきたゴールドマンも赤字転落、リストラを余儀なくされており、世論からの批判を避けるためにも、こうした結論に達したと思います。しかし、昨年までの異常な高額ボーナスは、いくらゴールドマンとはいっても、もう出ないと思います。同社も銀行持ち株会社に変わり、レバレッジが制限されるからです。世の中は、今回の金融混乱により、今まで信じられたきた認識、常識が変わりつつあります。これこそ、「金融パラダイムシフト」と呼んでよいと思います。金融パラダイムシフトのキーワードは、「投資銀行ビジネスモデルの崩壊」、「低レバレッジ化」、「市場主義から規制強化」、「国際会計基準と新BIS規制」です。金融パラダイムシフトが起きていることに、気付かない金融マン、または、気付いていても対応できない金融マンは、これからの時代で生き残れないと思われます。今は、動揺せず、じっくりと将来を考える時なのかもしれません。

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