« 第215話 「シティ救済は理解できる?」 | トップページ | 第217話 「レイアウェイ」 »

2008年11月27日 (木)

第216話 「優秀な運用機関とは?」

11月26日付けのGlobal Pensionsによると、英国のコンサルティング会社であるInalytics社の調査で、優秀な運用機関でも投資判断の51%しか正しい判断をしていないことが判明しました。これは、ヒットレシオから導き出したもので、ヒットレシオとは、例えば、10ヶ月の運用成果でせいぜい5ヶ月しか市場指数(例えば、日経平均株価指数)に勝てないということです。加えて、勝った幅と負けた幅を比べると、102%であることも分かりました。すなわち、市場指数に勝つ運用と言っても、せいぜい、2%分の価値幅だということです。この結果から見ると、世の中に優秀な運用機関などいるのだろうかという疑問が湧いてきます。同社の結論に、運用機関は、相場が良い時は、指数に勝つが、相場ば悪い時には、指数に負ける。その結果が、ヒットレシオや勝ち幅対負け幅比率に出ていると述べています。すなわち、常に勝てる運用機関は、この世にはほとんど存在せず、結局、市場の趨勢に迎合しているだけということです。こんな運用に高い報酬を払っている投資家とは、まったく間抜けな存在と言えるかもしれません。コストに見合うリターンが得られるか?、この単純なルールを基準に、運用機関を選定すべきであると考えます。

« 第215話 「シティ救済は理解できる?」 | トップページ | 第217話 「レイアウェイ」 »

投資一般」カテゴリの記事

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/512329/43247231

この記事へのトラックバック一覧です: 第216話 「優秀な運用機関とは?」:

« 第215話 「シティ救済は理解できる?」 | トップページ | 第217話 「レイアウェイ」 »

最近のトラックバック

無料ブログはココログ