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2008年12月 1日 (月)

第219話 「コモンズ投信」

12月1日付けのブルームバーグ・ニュースによると、独立系投信会社のコモンズ投信が、来年1月19日に公募の投資信託第1号を設定、運用を開始するとのことです。日本企業の中から、 30年という長期保有を前提に銘柄を選定することが特徴で、会長を務める渋沢健氏の高祖父で、日本の資本主義の父と言われる渋沢栄一氏は「道徳経済合一説」を唱えたことで有名です。 、「世界的な競争力を維持し、長期的な価値創造をしていくことで、30年後にも世界で活躍している日本企業は存在している」といい、30年という目線で銘柄を選ぶとのことです。しかし、この環境下で、久々に、大ぼら吹きに会えた感じです。コモンズ投信がどの程度の銘柄選定能力を持っているかどうかは、現時点で何とも言えません。しかし、30年視点の銘柄選定など、ありえません。断言します。人の調査能力で、ここまでの予想はできません。今で言えば、1978年に2008年に活躍している企業を調査できますか?言い換えれば、コモンズ投信が組み入れた銘柄は、30年間入れ替えませんを一切行わないのですか?おそらく、こうした質問も、”感情的だ”と批判されるかもしれませんが、そんなことも言いたくなるような、大ぼらです。100歩譲って、30年と言うなら、世界中から探すべきです。世界の中にはそうした銘柄があるかもしれません。日本という投資対象をわざわざ絞って、こんな大ぼらを吹くなんて、また、個人投資家市場に、悪い虫が入ったきた感じです。

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コメント

確かに30年は無理でしょうね。30年後も存在するであろうという企業はあるでしょうけど。渋沢さんは日本企業の中にも優れた企業はいくつもあるし、またそれは今後とも続いていくのだといいたいのでは。要は日本企業を勇気付けたいのではないでしょうか。こんな大ボラもたまにはいいのでは、と思うほどマイナス報道を浴び続けてしまい滅入っている今日この頃です。

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