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2008年12月 2日 (火)

第220話 「茶番劇のビック3救済」

12月2日付けの日経ネットニュースによると、米政府に金融支援を要請中のビッグスリーが2日、追加リストラを含む再建計画を提出することとなったと伝えています。労務コスト削減や財務体質改善策などを盛り込み、危機を招いた経営陣はもちろん、労働組合や金融機関にも「痛み」を強いる内容になるとのことです。また、フォード・モーターのアラン・ムラーリー社長は、再建計画を説明する公聴会に社用ジェット機ではなく、車で向かうことを決め、ゼネラル・モーターズ(GM)のリチャード・ワゴナー会長も同じだということです。ちなみに、フォードの本社のあるミシガン州からワシントンまで車で10時間かかるそうです。しかし、何とも茶番劇としか言いようがありません。前回、自分達のKYぶりを指摘された経営者が、パフォーマンスで車で10時間かけてワシントン入り。そんな時間があるなら、経営再建のために、汗をかけと言いたくなります。話題となった自家用ジェットも、今回の使用を自粛するだけで、特に、何かするわけではありません。また、フォードのCEOも、昨年、訳19億円もらった報酬も、少しは減額で風当たりを弱めようと、小手先のことを考えているようです。私は、ビック3を救済する必要はないとまでは言いませんが、その条件として、現在の経営陣は即座に退陣させ、国が新しい経営者を送り込むといった方針が必要だと考えます。米国自由主義が、もしも、こんな形で決着したら、もう米国スタイルに追随する国はなくなるでしょう。

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