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2008年12月10日 (水)

第226話 「日興コーディアル証券のリストラ」

12月10日付けのブルームバーグ・ニュースよると、日興コーディアル証券が実施した早期希望退職制度への応募者数が約1000人に上ったことが10日分かりました。約7000人いる社員全体の1割以上に当たり、経営難にあるシティが世界的に進めているリストラの一環として40歳以上の社員を対象に11月21日から募集していました。 この早期希望退職は、24カ月の割り増し退職金を支給するなどの内容だったため、予想以上の応募があったようです。24ヶ月という水準は、業界的にも破格かもしれません。2年間、働かなくて給料が貰えるのと同じですから。もちろん、その間、会社の健康保険も、また、厚生年金保険も入れませんが。しかし、昨今の、金融機関、特に外資系の金融機関の話を聞く限り、3ヶ月~12ヶ月ぐらいが割増の相場からして、24ヶ月に応募しようという気持ちは分かります。加えて、日興コーディアル証券の場合、シティに買収され、外人文化の中で、従業員のモチベーションも下がっていたと思われますので、当然かもしれません。しかし、これで、シティや日興は復活するでしょうか?おそらく、過去の事例を見ても、そもそも会社の文化や従業員を”ないがしろ”にして良くなった会社の例は少ないと言えます。ルノーの支援を受けて復活した日産、しかし、トヨタやホンダに比べ、いつも苦しい立場にあります。昨日、リストラを発表したソニー。外人社長でリストラして、また、今回もです。従って、こうしたリストラは、現経営陣や主流派の従業員の延命措置となるだけで、一時的に良くなっても、最終的には、また、悪くなる、そういう運命を辿ると考えます。皆さんは、この意見の賛成ですか?反対ですか?

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