« 第238話 「幕末を制するのは、中国と九州地方か?」 | トップページ | 第240話 「2008年を振り返って」 »

2008年12月29日 (月)

第239話 「英国の没落」

英紙テレグラフ(オンライン版)は28日、英国の金融機関が商業用不動産向け融資に絡み、最大で700億ポンド(約9兆 3400億円)の評価損計上を迫られるかもしれないと報じました。また、12月29日付けのブルームバーグ・ニュースによると、英調査会社ホームトラックは29日公表したリポートで、英国では今年、ロンドンの住宅価格が全国で最も値下がりしたとした上で、リセッション(景気後退)の深刻化に伴い、2009年も一段と下落するとの見通しを明らかにしています。英国では、住宅も商業用不動産も厳しい予想です。米国発の金融恐慌ですが、英国への影響は相当深刻であるようです。特に、英国の金融業界は、ビックバン以降、米国資本に飲み込まれ、ミニ・ウォール街となっていましたから、本家以上のショックであったかもしれません。英国も不動産信仰の強い国、こうした不動産価格の落ち込みは、更に、金融機関の体力を弱め、経済の回復を遅らせることでしょう。すでにポンドはそうした予想を織り込んでか、弱含み始めています。来年は、更に、ポンド安(もしかしたら、ポンド暴落)の可能性があります。そういえば、最近見たニュースで、英国で家が希望通りの値段で売れないので、くじ引きの懸賞にするという手法が登場しているそうです。くじの収入がほぼ希望売却価額まで集まり、また、当たって人も、小銭感覚で家が買える。さすが、英国、何でもギャンブルする精神には、恐れ入ります(しかし、ギャンブル協会から違法性を指摘され、今、大変らしいですけど)。

« 第238話 「幕末を制するのは、中国と九州地方か?」 | トップページ | 第240話 「2008年を振り返って」 »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/512329/43569365

この記事へのトラックバック一覧です: 第239話 「英国の没落」:

« 第238話 「幕末を制するのは、中国と九州地方か?」 | トップページ | 第240話 「2008年を振り返って」 »

最近のトラックバック

無料ブログはココログ