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2008年12月31日 (水)

第240話 「2008年を振り返って」

激動の2008年が終わろうしています。本当に激動でした。「今回は、以前とは違う」というコメントは信じていけないと、よく言われますが、今年は、以前とは違うと言っても良いのではないでしょうか。株価下落も衝撃的でしたが、やはり、最も印象的であったのが、米国10年債利回りの急低下です。もちろん、このブログで未経験ゾーンまで下がると予想したことが当たったと感動しているわけではなく、あまりにも急激に、2%まで下がったことは驚きであったわけです。Yahoo Financeで見れる米国10年債金利のチャートは、1962年からですが、オイルショックまでの上昇から、その後、なだらかな金利低下傾向でした。しかし、今年だけ、崖から落ちるような金利低下のチャートになっています。100年に一度とは、この債券市場、信用市場に当てはまるわけです。日本でも、長期金利が1%を割れるという経験をしましたが、株価との関係を見ると、2003年5月に長期金利が最低を記録し、その2ヶ月前の2003年3月に株価が底打ちしています。その当時、日本が量的緩和をしたのが2001年3月、最後に公定歩合を下げたのが2001年9月。約1.5年から2年を経て、金利は大底を打ち、株価も反転しました。これから考えると世界的な株価の本格反転は、2010年の上半期ぐらいかもしれません。来年も注意深く、金融ニュースをフォローしていく必要がありそうです。今年は、240話までお付き合いいただき、ありがとうございました。来年が皆様にとって、良い年になりますことをお祈りしております。なお、正月3が日はブログをお休みさせていただきます。来年もよろしくお願いいたします。

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