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2009年1月16日 (金)

第248話 「テクニカル分析はお好きですか?」

1月16日付けのブルームバーグ・ニュースによると、ウォール街で40年の経験を持ち、2007年10月にナイト・キャピタル・グループを引退した有力テクニカル・アナリストであるラルフ・アカンポーラ氏が、米株式相場の指標が2008年の安値を割り込めば、総崩れの引き金となり、1990年代半ば以来の水準に落ち込む恐れがあると指摘したそうです。同氏は過去2週間の動きは「極めて気掛かりである」ものの、安値を付けてからの期間や値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を上回っている点に言及し、まだ「証拠不十分なため良いように考えたい」とも述べています。また、08年の安値まで下げない場合でも、米株式相場は1929年の大暴落の後や、1960年代の強気相場の後に見られたようなボックス圏での動きになると予想。ダウ平均は少なくとも4年間は07年10月のピーク1万4164ドル53セントを超える可能性は低いとの見方を示しています。みなさんは、テクニカル分析はお好きですか?私は、テクニカル分析を聞くのは好きです。しかし、それを用いて取引としろと言われると躊躇します。テクニカル分析は、「たら、れば」の世界です。この節目を抜けたら、とか、このレベルを維持できたら、とか、将来を予想しているようで、予想していません。加えて、「だまし」とか言って、見通しが間違った時のヘッジを用意しています。これでは、何とも取引に使用するのは難しいと思っています。それでも、好きな人は好きですね。アカンポーラ氏も、まだいたのかと、びっくりです。相場は、何かしらの法則や周期で動いている、そう考えている人が多いということです。しかし、テクニカル分析を見ている人が増えると相場もチャートポイントを意識するといった、鶏と卵の関係もあります。信じるものは救われるということでしょうか、結局。

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