« 第250話 「日興コーディアルと日興アセット」 | トップページ | 第252話 「金融危機再燃」 »

2009年1月20日 (火)

第251話 「日本株は魅力的?」

1月20日付けのブルームバーグ・ニュースによると、モルガン・スタンレー・アセット・マネジメント投信のジョン R.アルカイヤ最高投資責任者(CIO)は20日に開催した同社の新春年金セミナーで、配当利回りと金利の格差や無借金企業の多さなどを理由に、世界株式の中で2009年の日本株は魅力的な投資先であるとの認識を示しました。株式配当利回りと10年国債利回りを比較すると、08年12月31日時点のプレミアム(配当利回りから国債利回りを差し引いた数値)は日本が157ベーシスポイントと、、「魅力的なリスク・プレミアムになっている」と、アルカイヤ氏は語っています。このアルカイヤ氏、外人(?)ですが、日本語は日本人以上です。ハンサムですし、結構、言っていることも的を得ていることが多いです。現在は、モルガン・スタンレー・アセット・マネジメント投信のCIOですが、80年代は、モルガン・スタンレー証券のセールス・ヘッドだったこともあります。とにかく、経験の長い人であることは事実です。同氏の指摘する日本株の割安度合いは、おそらく他の指標を用いても、成り立つような内容でしょう。しかし、平均株価は8000円近辺と不調です。一体何が足りないのでしょうか?需給でしょうか?それとも神風でしょうか?一言で言えば時間と考えます。日本は、完全に、俗に言う”バリュー・トラップ”状態です。すなわち、割安なのに上がらない状態です。バリュー運用者にとって厳しいのは、早く買いすぎてしまうことです。日本株はまさしくその状態です。短期的にはリバウンドはあるでしょうが、本格的上昇には、時間を要します。個人的に考えているのは、米国のゼロ金利、量的緩和政策が実施されてから、1.5年から2年後です。2010年の半ばには、目をつぶっていても上がる相場が来るのではないかと期待します。それまでは、割安であっても、トレーディング・スタンスが重要であると考えます。

« 第250話 「日興コーディアルと日興アセット」 | トップページ | 第252話 「金融危機再燃」 »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/512329/43803487

この記事へのトラックバック一覧です: 第251話 「日本株は魅力的?」:

« 第250話 「日興コーディアルと日興アセット」 | トップページ | 第252話 「金融危機再燃」 »

最近のトラックバック

無料ブログはココログ