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2009年2月 5日 (木)

第262話 「GPIFによる不動産ファンド投資」

2月5日付けのブルームバーグ・ニュースによると、三菱地所など不動産株、ジャパンリアルエステイト投資法人などREIT(不動産投資信託)が5日のマーケットで上昇しました。公的年金資金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が2010年度から不動産ファンドに投資する方向で検討を開始したと報じられたことを受け、投資資金の流入期待から買いが先行しているためです。5日付の日本経済新聞朝刊によると、GPIFは2010年度から不動産ファンドに投資する方向で検討を開始、株や債券以外に運用リスクを分散するのが狙いということです。厚生労働省は5年ごとに見直す公的年金の予想運用利回りを現行の名目3.2%から引き上げる方針で、国内債券に偏った資産構成を見直す必要に迫られている、と報じています。実際の投資に際しては、数百億円から数千億円で投資を始める見通しということです。このブログでもJ-REITへの投資を考えるべき時にあると述べてきましたが、その意見を支える内容で心地よいです。こうした公的資金は、分散投資目的という理由を使わないと何も新しいをことを始めることができません。しかし、分散目的なら不動産ファンド投資は、分散が有効とは必ずしも言えません。株式との相関は高いですし、金利との相関も高いという特徴があります。従って、分散ではなく、バリュー(価値)があるタイミングというのが、本音なわけです。実物資産こそ、この不透明な世の中で信頼できる投資対象だと思いませんか。

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