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2009年2月10日 (火)

第265話 「あおぞら銀行、やっぱり二度目の死」

2月10日付けのYomiuri Onlineのニュースによると、あおぞら銀行は10日、2009年度内にも信託銀行や地域金融機関など国内の金融機関との経営統合を検討する方針を明らかにしました。同日発表した09年3月期連結決算の税引き後利益の業績予想は、投資損失の計上で08年11月に見込んだ270億円の赤字から1960億円の赤字に大幅に下方修正し、今後、再編をてこに抜本的な経営改革を進めとのことです。あおぞらは、公的資金の資本注入を受けて自己資本が潤沢な反面、資金調達に悩んでおり、「流動性が潤沢な地域金融機関や信託銀行」(徳岡国見副社長)を統合対象に再編を進める方針だそうです。住友信託銀行と不動産事業などで提携しており、親密金融機関などを中心に幅広く統合を呼びかけていくとみられます。このニュース、やっぱりという感想です。このブログの第153話で同行は二度目の死を迎えることになるのではとコメントしましたが、そのような状況です。http://fundbuster.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/153-1860.html

しかし、公的資金が入っているので、自己資本が潤沢というコメントはいただけません。これって、「公的資金の持参金付きですから、誰か自己資本が少なくて困っている人、結婚してくれませんか?」と言っているのと同じではないでしょうか。本当に、公的資金で延命させてもらいながら、再び、自分のお金のように、また、自己保身、延命を図るのに使用しようとしているようです。どうしようもない歪んだ経営です。そもそも、生きるべき銀行でなかったものをこうした延命をしたことが失敗であったと政府は認めるべきです。公的資金を返さないうちに、二度目の衣替えは許せません。今話題の、高級官僚の渡りのような感じがするのは、私だけでしょうか。

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