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2009年2月12日 (木)

第267話 「メリルによる駆け込み賞与払い」

2月12日付けのYomiuri Onlineニュースによると、米金融大手メリルリンチが巨額損失を発表する直前の昨年12月、幹部社員696人に1人あたり100万ドル(約9000万円)を超すボーナスを支給していたことが11日、ニューヨーク州の司法当局の調査で明らかになりました。支給総額は36億ドル(約3200億円)にのぼり、上位の幹部4人には計1億2100万ドル(約109億円)が支払われたそうです。通常なら1月に支給される時期を「ひそかに繰り上げて」(同州のクオモ司法長官)支払ったとみられており、州当局は、損失公表前にボーナス支給を強行した疑いがあるとみて調査を進めています。またまた、拝金主義者のスキャンダルです。しかし、ここまで”さもしい”人間だと、あきれて、笑ってしまいます。大赤字で公的資金が必要、でも、議会の圧力でボーナスがもらえなくなるので、早くもらってしまいましょう。こんな発想しているのが、ウォール街のエリート、MBAまでとったエリートなのでしょうか。情けない話です。近いような話は、よく聞きます。例えば、同じく国有化状態にあるAIG。ここの東京で働く人の噂では、以前と給与もボーナスも変わらないとのことです。事の真偽は知りませんが、可能性はあると感じます。かつて、日本でも、あおぞら銀行が、国有化後、世論を気にして、賃下げをして、1年も経たないうちに、元の水準に戻したと、そこで働く友人から聞いたことがあります。金融業界、どん底です。

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