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2009年2月21日 (土)

第272話 「金融機関に倹約の嵐」

2月20日付けのブルームバーグ・ニュースによると、金融機関に倹約の嵐が吹き荒れているそうです。ニューヨークのマンハッタンでリムジンサービス会社リモレス・ドット・ネットを経営するアレックス・マシンスキー氏は、あるバンカーがリムジン使用の料金を尋ねたときにこれに気付いたとのことです。 昨年9月に米リーマン・ブラザーズ・ホールディングスが破たんするまでは、料金を聞く顧客はいなかったが、今では値引きを求め、結局タクシーを使う者すらいるということです。シティグループ傘下のプライメリカ・ファイナンシャル・サービシズは営業担当社員のバハマ旅行を取りやめ、ドイツ銀行は午後10 時以前の250ドルを超えるタクシー代を禁止、クレディ・スイス・グループが入っているビルにあるレストランでは300ドルの「グルメメニュー」が不人気だということです。しかし、つくづく思うのは、金融機関の人の異常な常識です。こうした倹約は普通の企業であれば当たり前のことで、わざわざ話題になること自体、その常識の無さを現していると思います。東京でも投資銀行で働く人は、基本的に電車は使用せず、必ずタクシーを使用します。言い分としては、タクシーの中でも仕事ができ、また、秘密で打ち合わせができるということらしいですが(運転手は聞いてますが)。そんな倹約意識無さ、特権意識が、結局、放漫経営と拝金主義を生んだのだと考えます。今、金融機関で働く人は、襟をただし、公的資金に見合う、公共性を重視した経営姿勢を示すことが必要だと感じます。

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