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2009年2月23日 (月)

第274話 「SFCGの破たん」

2月23日付のブルームバーグ・ニュースによると、中小企業対象に金融サービスを提供するSFCGは23日、東京地裁に民事再生手続き開始を申し立てて受理されました。不動産市況悪化で主力の不動産担保貸し付けの資金繰りが悪化、自助努力の再建を断念したわけですが、これは今年最大の上場企業の破たんになります。 東証で23日開示した資料によると負債総額は3380億円にのぼります。過払い金返還請求増加で経営環境が悪化していたSFCGは、不動産担保貸し付けを強化してきましたが、ここにサブプライムローン問題に端を発する金融危機が重なり、国内外の金融機関からの資金調達が困難になったことがきっかけとなりました。しかし、皆さん、SFCGは、以前、商工ローンという社名でした。90年代終わりに、結構、有名で、多くのファンドマネジャーがポートフォリオに組み込んでいました。ここの大島会長は、カリスマ経営者として有名だったので、経験の浅いファンドマネジャーもアナリストも、コロッとだまされてました。しかし、日栄などの問題で、社会問題化すると、株価も下げ、多くのファンドマネジャーは、血みどろの状態になって売らざるをえなくなりました。そして、再び、SFCGとして復活、またもや、多くのファンドマネジャーは、同じ轍を踏んだわけです。テレビでもSFCGの問題は取り上げられていましたが、どうして、こうした企業が株式市場に復活してこれるのでしょうか?また、プロと呼ばれるファンドマネジャーは何度も失敗するのでしょうか?本当に分からない日本の株式市場です。だからこそ、今の悲惨な株式市場であるのかもしれません。

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