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2009年3月 6日 (金)

第281話 「日本売り」

3月4日付けのブルームバーグ・ニュースによると、英資産運用会社スコティッシュ・ウィドウズ・インベストメント・パートナーシップは、日本の経済状況の悪化を理由に、これまで主な投資対象としていた円資産の保有を2割削減したそうです。同社は債券・為替投資で420億ポンド(約5兆9000億円)相当の資産運用を手掛けていますが、この1カ月間で自社の主力投資商品における円資産の配分を従来の 30%から24%に引き下げたことを明らかにしました。一方、ドルについては30%から36%に引き上げたということです。同社のコメントとしては、最近の日本はひどすぎる、というものでした。しかし、確かにひどすぎます。特に政治は、壊滅的です。国策捜査かどうか知りませんが、自民も民主も何をやっているのでしょうか。加えて、かんぽの宿で調子づいた大臣は、ビル建て替えさえ、介入してくる始末。もうあきれてしまいます。しかし、それでも、米国の方が深刻だと思うのですが。米国は、デフレ、銀行国有化という日本が失われた10年で経験したことを本当に深刻に考えていないと思います。まだ、楽観論が漂っている感じです。従って、これから更に予想以上に悪化した実体経済が現実化してくるのではないでしょうか。だから、今の円安は、とりあえず一時的な動きに思えます。

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