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2009年3月13日 (金)

第286話 「短期的センチメントの改善?」

3月13日付けのブルームバーグ・ニュースによると、香港株式相場は4日続伸。1カ月ぶりの長期にわたる連続高となりました。米銀バンク・オブ・アメリカの業績見通しなどを好感し、銀行株が上げました。大福アセット・マネジメントのポートフォリオマネジャー、ダニー・ヤン氏は「最悪期が過ぎたかどうかを判断するのは時期尚早だが、短期的なセンチメントに改善の兆候が見られるのは確かだ」と話しています。東京株式市場も大幅続伸、米国株式市場など世界の株式市場は、少し良くなっています。シティやBOAが1月~2月の業績見通しが改善していることや、いくつかの経済指標が予想以上に良いものであったことを素直に好感しました。「素直に好感する」、このコメントが重要です。下げすぎた、売りすぎたという状態に市場があったということの証明です。短期的なセンチメントの改善かと聞かれれば、そうです、と答えるような状況です。一つ注目するのが、恐怖指数とも呼ばれるVIX指数です。これが、40近くまで下がってきており、30台にまで低下しそうだということです。また、このVIX指数のチャートと社債のクレジットスプレッドのチャートを見ると、ほとんど同じような動きとなっています。すなわち、信用市場も落ち着きを取り戻しつつあり、スプレッドが縮まると、更に、株価には良い知らせとなります。落ち着いた気持ちの良い春を迎えられそうな予感がします。

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