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2009年4月10日 (金)

第301話 「為替変動の要因」

4月9日付けのブルームバーグ・ニュースによると、9日の外国為替市場では、カナダ・ドルが一時、米ドルに対して約2週間ぶりの高値を付けたとのことです。カナダの景気悪化ペースが緩和されつつある兆候や資源国通貨の見通し改善が背景です。カナダの2月の貿易収支は予想外の黒字になったことから、カナダ・ドルは2週連続で上昇しました。最近、為替の動きが変わりつつあります。ご存知のように、ドルも対円で大幅に戻しています。日本の貿易黒字が大幅に縮小し、最近では、更なる円安もありうるとの予想が増えてきました。ちょっと前まで、80円、70円といった予想が多かったことを思えば、すっかり様変わりです。カナダドルも貿易収支などの経済動向に素直に反応しています。これは、近年までのキャリー取引といった金利差という要因で為替が動いていた状態から、経済ファンダメンタルズに移行していることを示していると考えます。確かに、世界的に、金利差はほとんどなくなっており、もう変動要因としての注目度が落ちているわけです。これからは、マクロ経済のアナリストの皆さんの出番です。皆さんの意見に相場は耳を傾けていますよ。頑張れ。

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