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2009年5月16日 (土)

第321話 「資産運用業界の再編」

5月15日付けのGlobal Pensions誌によると、世界的な運用会社であるバークレーズ・グローバル・インベスターズに対して、同じく世界的な運用会社であるブラックロック社が買収提案をしているとの記事が掲載されていました。買収規模は、100億ドル、約1兆円です。また、16日付けの日経新聞には、前回のブログにも書きました日興アセットの買収にあたり、T&Dグループが候補に挙がってきたことが掲載されておりました。規模は1000億円超になる見込みとのことです。規模は、10倍異なりますが、世界的に、資産運用会社の再編の動きが見えてきました。ご存知のように、資産運用会社の収入は、運用報酬ですが、これは資産規模に比例します。しかし、株価も、底値から戻ったとはいえ、日経平均は1万円を、NYダウは1万ドルを割った状態が続いています。この状態が長く続けば、続くほど、収入減は顕著になり、一方で、コスト削減などを更に進めなければなりません。生き残るためには、規模を拡大し、より効率的な組織にする必要があります。一方で、規模の大きくなった運用会社の、運用成果は悪化するという傾向もあります。従って、この二律背反する事柄をどのように運営していくかが、今後、資産運用業界を生き残る鍵となるわけです。

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