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2009年5月17日 (日)

第322話 「リハビリ始めた個人投資家」

5月17日付けの日経ヴェリタス63面に「リハビリを始めた個人投資家」という金融記者の座談会記事が掲載されています。最近の傾向としては、新生銀行やあおぞら銀行の1%近辺の預金が人気があり、一方、投信販売と抱き合わせの高金利預金は、あまり人気ではないとのことです。また、元本保証で人気であった変額保険では、三井生命、ハートフォード生命など売り止めを発表し、保険会社がリスクを丸抱えで引き受けることに無理があったことが露呈したと語っています。結局、個人投資家によるリスクテイクの動きは、回復基調ではあるが、まだまだリハビリ中という結論です。そもそも、こうした傾向は、昔も今も大きな変化はないのではないでしょうか?昔から日本人は、預金が好きですし、「貯蓄から投資」と言っても、儲けたい証券、銀行および運用会社が言っているだけです。本来、個人投資家のリスク許容度を高め、貯蓄から投資を高めたいのであれば、米国運用会社のバンガードのような、非常に低コストの運用商品を投入し、手軽な投資手段を提供すべきだと考えます。インターネットでは、住信アセットの比較的低コストのパッシブ商品など、自分年金を作る手段として人気があると聞きます。いつまでも、商品提供者側の儲けの論理でキャンペーンしても、個人投資家のリスク許容度は上がらないと早く理解すべきです。

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