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2009年6月14日 (日)

第337話 「リスク選好の復活」

6月14日の夜9時から、NHKスペシャル マネー資本主義 第3回 年金マネーの“熱狂”はなぜ起きたのか、が放送されます。番組案内には、「なぜ世界のマネーはこれほどまでに肥大化したのか? はずせないのが、私たちの老後の備え「年金基金」の存在である。手堅い投資に徹してきた年金基金が、株などへの投資に乗り出したのは1980年代。2000年のITバブル崩壊後、ヘッジファンドなどとのつながりをさらに深め、マネー資本主義の主役の一角を担っていくことになる。私たちの年金がいかに「マネーがマネーを生み出す仕組み」に依存してきたのかを描いていく。」とあります。なかなかタイムリーな放送です。私も、年金に関係のある仕事をしていますが、昨年のリーマンショック以降、株式配分を減らしたり、ヘッジファンドを解約したりなど、リスク削減を進めてきました。しかし、最近、「日本の不動産関連のディストレスト債権ファンド」、「グローバルクレジット債券」そして「エマージング債券、株式」などへの投資を開始したなどの話を年金業界で聞くようになっています。にわかに、投資銀行や運用会社が活気付いてきています。年金基金は、2000年から2002年のITバブル崩壊時に学んだことがあります。「大きく下がって後に買うと儲かる」。あまりに当たり前の法則ですが、組織運用をする年金基金ではなかなかできなかった戦略です。しかし、2回めの急落となると、1回めよりも柔軟に対応できています。こうした買いにより、市場は、意外と底堅い動きを示すような雰囲気です。

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