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2009年6月17日 (水)

第339話 「J-REIT復活?」

6月17日付けのブルームバーグ・ニュースによると、大和証券グループ本社は、不動産ファンドのダヴィンチ・ホールディングス(HD)から不動産投資信託(REIT)の運用会社を7月1日に34億円で取得し、手数料収入など安定的な収益の獲得を目指すとのことです。大和は今期からの中期経営計画で、金融混乱の落ち着きを見据えながら、買収や提携を通じた新規ビジネスへの参入方針を示していました。市況は回復傾向にあるとの判断などから不動産分野に進出し、個人向けの関連商品の開発も進める考えです。このブログでも、J-REITの復活可能性を議論してきましたが、その後、長く、横ばいを続けてきました。しかし、今回の大和証券の判断は、J-REITが現物の不動産市場に比べて割安に放置されていることを若干でも裏づけする動きと言えます。「羹に懲りて膾を吹く」といいますが、日本人は、バブル期の経験から、不動産が一旦調整局面に入ると、極端に弱気になります。加えて、確かに、過去、不動産ファンドは、やりすぎた感もあります。しかし、今回の調整をバブル崩壊と同じで考えてはいけません。欧米に比して、日本の不動産は割安です。ファイナンス面で大きな問題がなければ、J-REITの復活は、早いと思われます。

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