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2009年6月20日 (土)

第341話 「もう一つのねずみ講事件」

6月20日付けの産経ニュースによると、米司法省は19日、テキサス州の大富豪で、投資会社スタンフォード・フィナンシャル・グループを経営するアレン・スタンフォード会長(59)を70億ドル(約6900億円)に上る金融詐欺の罪で起訴したと発表しました。詐欺事件としては元ナスダック会長のバーナード・マドフ被告による事件に次ぎ、米犯罪史上2番目の規模となります。スタンフォード氏は、テキサス州の地方都市の生まれで、不動産投資で財を成しました。その後、カリブ海の英国領アンティグア・バーブーダに移っていました。今回は、アンティグ・バーブーダに持つ自分の銀行のCD(譲渡性預金)で資金を集め、本来、流動性の高い資産で運用しなければいけないところを、プライベート・エクイティや不動産に投資していたそうです。また、今回は、アンティグア・バーブーダの金融当局にも賄賂を渡して、便宜を図ってもらったとのことです。マドフ事件に次いでの詐欺事件。アメリカン・ドリームとは、こうしたうそで固めた強欲の下に成り立っていることがよく分かります。しかし、アンティグア・バーブーダなんて初めて聞きました。ヘッジファンドや怪しいファンドの設立地は、時々、全く聞いたことがない場合があります。ファンド設立地として有名なケイマン諸島でさえ、怪しい会社は多いと聞きます。怪しい地域は、規制が少なく、こうした悪い事がしやすいわけです。ここまで詳しくみないと、詐欺からは逃れられないということです。

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