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2009年6月28日 (日)

第345話 「総選挙と年金問題」

6月28日付けの時事通信によると、麻生太郎首相は次期衆院選の日程について、東京都議選(7月12日投開票)前後に衆院解散に踏み切り、8月2日か9日の投開票を念頭に与党内調整に入ったそうです。これまで与党内で有力だった「8月30日投開票」では、都議選の結果次第では自民党内の首相退陣論が噴出しかねず、政局が流動化する可能性もあるので、政権の求心力を保ったまま解散・総選挙につなげるには、8月上旬総選挙とする方向で調整することにしたそうです。さて、私は、政治ネタは得意ではないのですが、これだけ政権交代が叫ばれると無視するわけにはいきません。特に、私の注目しているのは年金問題です。民主党は年金制度を税方式の基本部分と報酬比例部分に変更することを掲げています。しかし、現時点で、年金制度は存在しています。制度を変えることは、机上で考えているような簡単なものではありません。現在、年金を受け取っている受給者、退職しているがまだもらっていない受給待機者、そして現役世代、の3つの利害関係人が不平なく新制度に移行することは、計算上だけでは解決しません。加えて、現制度に沿って運営されている厚生年金基金、国民年金基金など、どのように今後も制度を維持できるのか全く不明ですし、仮に移行するとしても、何十年も必要で、それまで、年金制度は維持できるか、どうかもわかりません。政権交代も重要ですが、こうした点が示されないと、簡単に民主党を受け入れるわけにはいきません。

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コメント

小沢代表から鳩山代表にと民主党内では、トップの首はすげ替えられたようだが、根本的に今の民主党幹部自体が日本の政治を腐らせた張本人であることに変わりはない。小沢辞任ならば民主党幹部総退陣すべきとの民主党内の大半の予想を裏切り、腐りきった幹部が居座る民主にはもう未来は無いと幻滅した。今後、衆議院選挙で民主党が第一党になった暁には、いったんやめた形の小沢前代表が代表に返り咲き、首相に据える計画が実行されるとの話も以前から聞かされてきたが、これほど国民を馬鹿にした話はない。日本国民よ、民主党の正体、小沢院政の実態に早く目を向け、決してだまされてはならない。

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