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2009年7月22日 (水)

第354話 「CIT破綻はあるか、ないか?

すいません、最近、本業が忙しく、ブログはサボりぎみです。さて、7月21日付けのブルームバーグ・ニュースによると、21日のクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場では、米商業金融CITグループの社債保証コストが上昇しました。同社が額面1ドル当たり82.5セントでの買い戻しに応じるよう社債保有者を説得できなければ、破産法の適用を申請せざるを得なくなる可能性があると明らかにしたことが響いたようです。 同社は前日、債券保有者が30億ドル(約2800億円)の緊急融資の提供に合意したと発表しましたが、この日の債券投資家の間では、今回の融資はCITが債務を再編し、資金調達モデルを刷新するのに十分かどうかについて懐疑的な見方が強まりました。CITは、米国ノンバンク大手です。政府は、支援をしませんでしたが、規模的に、破綻しても問題ないと判断したようです。昨日は、とりあえず危機を乗り越えましたが、この記事からして、まだ、破綻の懸念があるようです。しかし、最近の株式市場は、猫の目のように強気と弱気が変わります。月初の弱気が、最近はすっかり強気。このブログにも書きましたが、強気にも弱気にもなり過ぎないことが、今は賢明です。このCIT問題も、安堵の次は、絶望を引き起こすかもしれません。4-6月決算でも、米国はデフレの傾向(売り上げ減だが、コストカットで収益増)です。CIT問題にも関係するように、中小企業では、資金の借り入れが困難になるかもしれません。まだまだ、楽観論は早いような。

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